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マクロ/VBA作成の留意点
閑話休題のような内容ですが・・・
EXCELマクロ/VBAは便利ですが、それゆえに自戒していることがあります。
ご自身でEXCELマクロ作成に取り組まれる方にもご参考にして頂きたいと思うので僭越ながら記載します。
自戒事項というのは、作り手の自己満足とか独りよがりにならないように、ということです。
例えば、
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EXCELマクロを作ったけれど、入力の仕方が面倒でちっとも便利になってない。
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書類管理で済んでいたのに、パソコンデータも管理することになり、却って仕事が増えた。
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そもそもマクロはおろかEXCELですら不要で、手書きの方が早い、電卓の方が便利、ファイリングで十分。
のようなことが、なまじEXCELやマクロ/VBA作成が得意な人が業務フローを作ると起こりがちです。
これは、クルマの運転が好きで得意な人が、自転車の方が早い目的地でさえクルマで行こうとするようなもので、業務効率化になっていません。
このことは使い手のEXCEL操作の技量にも因ります。
EXCEL機能に長けた人には、あまり凝り過ぎないマクロ/VBAの方が却って使い易くて作業も早いということがあります。
「過ぎたるは及ばざるが如し」の教訓は、ソフト作成でも考えるべきことです。
EXCELマクロ/VBAを使えば便利になると決まっているわけではありません。
「これは本当に便利なのか?」 「実際に作業時間短縮が図れたのか?」 「こんな機能は無い方が良いのでは?」 と使い手の目線で考える謙虚さが作り手に必要と思います。
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